トイプードルの育て方の基本です

トイプードルの育て方の基本は、やっぱり健康第一です。「トイ」であったり「ティーカップ」という名称もプードルにはありますが、日本での一番人気にあやかって、悪徳な商売も横行しています。

豆柴も同じですが、とにかくエサの量を減らして大きく育てない・・それで「豆柴です」「ティーカッププードルです」なんて言って売っている業者がいます。

もちろん栄養過多でメタボでは困りますが、成長期で将来のための大事な体作りをしている時期に、栄養摂取を制限して小さい体になるような育て方をして売っている業者には、本当に怒りが込み上げてきます。

本来トイプードルというのは、基礎になっている犬が「スタンダードプードル」です。この犬は超大型犬なんです。

ですので、交配の過程や遺伝子の相性次第では、トイプードルといっても大きくなるんです。特に雄の場合は、中型犬よりも大きくなる場合もあります。

だからと言って、エサを少なくして小さく成長させるような育て方には反対です。将来の体の基盤になるわけですので、成犬になってから病弱だったり、骨格がもろかったり・・ということが起こってしまいます。そうなってから後悔しても遅いのです。

ですので、成長期だけはしっかりエサを食べさせて、ウンチの固さを観察しながらドッグフードの量を増やして、丈夫な体になるような育て方をしていただきたいです。

ですが、成長期が終わる後半(1歳)以降は、とても犬は太りやすくなるので要注意です。フードも成犬用のメンテナンスフードに切り替えて、量も少し減らさないといけません。トイプードルの体を上から見た時に、お腹の幅が胸の幅よりも大きくなっていないかチェックして、量を調節していきましょう。

そして毎年、狂犬病の予防接種・フィラリアの検査と駆虫薬の投与・ノミダニ駆虫薬の投与・冬前の混合ワクチン予防接種、これを忘れないようにしましょう。

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